今日紹介するのは、これ。
斑入りのモンステラです。
アメリカの熱帯地域に自生するサトイモ科のMonstera deliciosaです。
原生地では半つる性で太い気根を出して他の植物に上っていきます。
葉には穴があいていたり、
穴があいたように羽状分裂しています。
この穴は、、、、
プログラム細胞死という現象でできています。
葉ができる過程で、元々あった細胞が枯死してしまって、
穴があいたような葉ができるようです。
でも、、、
どうしてそんな穴をあけるように進化したのかは、
まだ謎のようです。
でも、このモンステラにとって、葉に穴をあけることは、
きっと生存するために必要な進化だったはず!
このMonstera deliciosaは、
他の種に比べて耐寒性がやや強いです。
霜にあたらなければ戸外でも越冬できるそうですよ!
プログラム細胞死について詳しく知りたい方はこちらの文献を御参考ください。
Arunika et al. 2005.
Programmed cell death and leaf morphogenesis in Monstera oliqua (Araceae).
Planta. 221: 607-618.
苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらをクリックしていただけるとうれしいです。
☟
0 件のコメント:
コメントを投稿